後継者がいない人は元気なうちに見ておきたい永代供養

高齢化社会でもあり少子化が問題にもなっている現代社会において、死んだ後のお墓や供養に関することに頭を悩ませる人も増えているでしょう。子供がいない夫婦の場合、自分たちが亡くなった後にお墓参りをしてくれる人はいないわけです。そういった場合、自分がまだ元気なうちに、葬儀やお墓に関することを自分の手で決めておく必要が出てきます。こうした状況の人が増えている中で、注目されているのが永代供養です。

これは後継者がいない人が亡くなつた後に、お寺が責任を持って、お骨の管理や法事などの供養を行ってくれるというシステムです。そこにはそういった多くの人のお骨を収める場所や、死ぬ前に建てられたお墓があります。永代供養をしてもらえる場所があるおかげで、子供や後継者がいない人も、安心して死んでいくことができるのです。また永代供養は、場所によっては、お墓の管理は別になっている所もあります。

法要とお墓の管理の両方をしてもらえる所であれば、より安心できるでしょう。永代供養の方法や料金は、各墓苑や寺や宗派などによっても異なります。例えば法要にしても、10回忌から50回忌まで幅広い回数の差があります。決められた期間が終了すると、ほかの人と一緒のお墓や納骨堂に入れられます。

お墓の管理もしてくれる場所の場合は、自分で生前に建てた墓に入ることができます。元気なうちにそうした場所を何件か見学して、自分に合う条件の所を取り決めておきましょう。